相続手続きを銀行に依頼すべきか、司法書士に依頼すべきか
相続が発生したとき、「銀行にまとめて任せた方が安心そう」と感じる方は少なくありません。
一方で、費用の見積りを見て「思ったより高い」と驚いたり、銀行に依頼したはずなのに司法書士から連絡が来て戸惑ったりすることもあります。
ここでは、相続手続きを銀行に依頼する場合と司法書士に依頼する場合の違いを整理し、どちらが向いているかの考え方をまとめます。
銀行に依頼すると「全部やってくれる」とは限らない
銀行は相続手続きの窓口として、必要書類の案内や全体の進行管理をしてくれます。
ただし、不動産の名義変更である相続登記は司法書士の業務領域であり、相続税申告が必要なら税理士の関与が必要になります。
そのため、銀行に依頼した場合でも、実務の一部は外部の専門家に依頼され、その専門家から依頼者へ連絡が入ることがあります。
「銀行に頼んだのに司法書士から連絡が来る」という状況は、珍しいことではありません。
銀行の強みは「窓口一つで進む安心感」
銀行に依頼するメリットは、担当者が窓口になってくれる点です。
相続はやることが多く、慣れていない方ほど負担が大きくなります。
銀行は書類の整理や段取りの案内、関係者との調整をまとめて進めてくれるため、「とにかく手間を減らしたい」「相談先を一本化したい」という方には合うことがあります。
費用には、この取りまとめや管理のコストが含まれていることが多い点も理解しておく必要があります。
司法書士に依頼する強みは「登記や手続きの専門性と費用の納得感」
司法書士に直接依頼する場合、相続登記などの実務を担当する専門家にダイレクトに相談できます。
手続きの進め方や必要書類、見通しが具体的になりやすく、やり取りもシンプルになりがちです。
また、銀行の取りまとめ費用が発生しない分、ケースによっては総額が抑えられることもあります。
もちろん、相続財産の内容や相続人関係の複雑さによって費用は変わるため、一概に安いとは言い切れませんが、内訳が見えやすく納得して進めやすいのは特徴です。
どちらを選ぶべきか判断するポイント
銀行と司法書士、どちらが正解ということではなく、状況によって向き不向きがあります。
例えば、手続きを丸ごと一括で管理してほしい、複数の窓口に連絡するのが負担、時間よりも安心感を優先したい場合は銀行が合うことがあります。
一方で、不動産の相続登記が中心で、必要な手続きを絞って合理的に進めたい、費用の内訳を理解して納得して依頼したい場合は司法書士が合いやすいです。
いずれの場合も、依頼前に「誰がどの業務を担当するのか」「費用の内訳はどうなっているのか」を確認することが重要です。
まとめ
相続手続きを銀行に依頼すると、窓口が一本化される安心感がありますが、実務の一部は司法書士など外部専門家が担当することがあり、費用には取りまとめコストが含まれることがあります。
司法書士に直接依頼する場合は、相続登記など専門領域を中心に、手続きと費用の見通しが立ちやすいのが特徴です。
依頼先を選ぶ際は、「安心感を買うか」「合理的に進めるか」を、内訳と担当範囲を確認した上で判断することが大切です。
遺言書作成、生前贈与、家族信託、成年後見、死後事務委任契約などの生前対策・終活から、不動産の名義変更(相続登記)、預貯金・株式・保険等の相続手続き、相続放棄などの相続発生後の手続きまで。
ご相談は日吉司法書士事務所(横浜市港北区「日吉駅」徒歩3分)にお任せください。
初回相談60分無料。出張・オンライン相談歓迎。土日祝・夜間相談可能です。
日吉司法書士事務所のホームページはこちら
些細なことでも遠慮なくご相談ください
- ご相談は
何度でも無料 - 訪問・オンライン
相談歓迎 - 土日祝・夜間相談
(要予約)







